ふと気づいたら前回の更新(昨年大晦日!)からかなり時間が経過しておりました…(-_-;)

普段からイギリスの理不尽さにブチ切れてる同じクラスメイトの熱血教師H氏からは「今年も最後の最後でようやくぶちまけてくれましたね~」とお褒めの言葉なのか何なのかよくわからないコメントを頂きましたが、なんだかんだでクリスマス休暇に入るや否や旅行が続いたのと、その疲れ(?)と待ち構える課題の現実逃避から年末年始はかなり自堕落な生活を送ったため、今になって課題提出に追われまくりの日々で、大晦日以降、完全にブログの存在を忘れてました!

書きたいことは山ほどあるのですが、なかなかおっつかんもんですね。。。

というわけで、久方ぶりの書きたいこと第一弾は、クリスマス休暇に入ってすぐに行ってきたフランス旅行についてです。と言ってもとりあえず今回はモンサンミシェル限定で(ベタですが…(-_-;))。

いやぁ、5年前に自分が5年後、モンサンミシェルに行くなんて全く想像もしてませんでしたね、しかもツアーではなく個人手配で。。。人生、何が起こるかわからんもんです。

というわけで、個人手配でモンサンミシェルに行こうかと考えられている方のお役に立てればと思い、私自身が気づいたことやこうしとけばよかったということを備忘録的に書きます。私も今回個人手配でフランス旅行を計画するに当たって、色々な方のHPやブログを参考にさせてもらいましたので、その中で書かれてなかったことをメインに書きたいと思います。

シャルル・ドゴール(CDG)空港に到着後、モンサンミッシェルへの行き方は大きく分けて2つあると思います

1つはCDG空港から直接TGV(日本で言う新幹線)を使ってレンヌまで進み、そこからバスでモンサンミッシェルへ向かう方法。もう一つはCDG空港から一旦パリ中心部(モンパルナス駅)まで出て、そこからTGVを使ってレンヌまで行き、モンサンミッシェルまでバス移動する方法。

ネットで調べた限り、CDG空港からモンサンミシェルへ行く方法としては一旦モンパルナスまで出てからの行き方が王道のようなのですが、ただこの方法の唯一難点なのはモンパルナスまで行く行き方です。CDG空港からモンパルナスまで行く行き方は二通りあるようなのですが、1つがロワシーバスやairフランスバスといったバスで移動する方法ともう1つがRER(パリ郊外高速鉄道)で移動する方法です。

パリの中心部まで移動するため、バスで移動する最大の難点は時間が読めないことです。渋滞などに巻き込まれると結構遅くなる可能性がある。そんなわけで普通に考えればRERでの移動となるわけですが、こちらはこちらで実は厄介な問題があるわけです。それは何かというと治安。。。我々も直接被害があったわけでもありませんし利用もしていないので確実なことは言えませんが心配な方はRERでググってもらえれば色々と人を不安にしてくれる記事がわっさわっさ出てきます。

特に早朝と深夜の空港ーモンパルナス間を移動する車内の治安は、ネットで読む限りイギリスよりもかなり悪そうな感じがしました。どうもCDG空港からモンパルナスへ行く途中に治安のあまり良くない地域があるようで、そこをこのRERが通る時に結構物騒な事件が起こるらしいのです

で、我々はというとCDG空港到着が20時30分予定であったため、そこからバスでパリ中心部に移動することに不安があったため、CDG空港近くのホテルで一泊し、翌朝、空港から直接レンヌへ向かうことにしたわけです。

ところが、CDG空港から直接レンヌに向かう場合はレンヌでのモンサンミッシェル行きバスとの連結が全く噛み合っていませんので注意が必要です。ネットで調べた際に、どなたかのブログでレンヌからモンサンミッシェルまでのバスは接続できる(多少TGVが遅れてもバスが待っていてくれる)と書いてあったのですがそれはあくまでもモンパルナス駅からの電車のことだと思われます。

レンヌ到着が12時48分でレンヌ出発のモンサンミッシェル行きのバスは12時50分発だったのでこの2分間でほんまに連結ができるんやろかと思っていたのですが案の定無理でした。結局12時50分過ぎにモンサンミッシェル行きのバス停に到着したわれわれは次のバスが16時45分発ということ聞かされ絶望したのであります。ちなみに、CDG空港からレンヌまではちょうど3時間、レンヌからモンサンミシェルまでが1時間、更にモンサンミシェルの島の入り口から本島までがシャトルバスで5~10分程度です。よって、実はパリからモンサンミシェルまでって意外に結構時間がかかるわけなんですね(-_-;)。因みに帰りはレンヌからモンパルナスにしたのですが、この場合は2時間ちょいで着きます。

ちなみにレンヌからモンサンミシェル行きのバス停に行くためには、レンヌ駅の北出口から出る必要があります。その北出口の写真がこれ↓です。

レンヌ北出口

この北出口を出たら、進行方向に向かってそのまま右を向くと見える以下のビルの中で、モンサンミッシェル行きのバスのチケットを買います(往復で買えます。カード決済可)。

MSM行きバス停(2)

あともう1点。モンサンミッシェルの島内にはスーパーなどありません、お土産物屋を除いて。。。

よって飲み物や軽食を買いたい場合はモンサンミッシェル島内へ入るまでに購入しておかなければなりません。で、レンヌから出発するモンサンミッシェル行きのバスが止まる乗り場にスーパーmarcheと言うスーパーがあるのですがこのスーパーは夜の8時で閉まるそうです。よって今思えば我々はレンヌで大量に待ち時間があったため、この待ち時間で街を散策したのですがこの時に軽食や飲み物を買っておけば良かったと後悔したのですがもはや後の祭り(レンヌ駅周辺はフランスの普通の地方都市同様、スーパーなど至る所にあります。が、日本人が珍しいのかアジア人が珍しいのか、見られ方がハンパなかったです(-_-;))。

モンサンミシェルに行っての感想はまた機会があれば書きたいと思います(笑)。

ただ、ちょっと不思議に思ったのは、日本人には超有名なモンサンミシェルですが、クラスメイトの中国人はあまり知りませんでした。あと、我々が翌朝島内観光をした午前9時の段階で、既に複数の日本人団体ツアー客が島を訪れていました(久々に見た大量の日本人と久々に聞いた大量の日本語にやや興奮気味)。その割に、日本人以外の外国人客の数は(時間のせいなのか)かなり少な目。土産物屋でも日本語が話せる人がいたり、レストランでも片言であるにせよ日本語が話せるウェイターのおっちゃんがいたり、と。

確かに世界遺産なのでしょうが、何となく日本人ターゲットにイメージが創り上げられた場所なの?的な感が…(-_-;)???とは言うものの、まぁモンサンミシェルは日本三景の一つである宮島を愛でる日本人の文化的琴線に触れるのかもしれませんね。。。