エスニックジョーク(ethnic joke)というものがあります。曰く・・・

Heaven is where:
the police are British,
the chefs French,
the mechanics German,
the lovers Italian,
and it is all organised by the Swiss.

Hell is where:
the police are German,
the chefs British,
the mechanics French,
the lovers Swiss,
and it is all organised by the Italian.

天国とは
警官がイギリス人
シェフがフランス人
メカニックがドイツ人
恋人がイタリア人
組織はスイス人

地獄とは
警官がドイツ人
シェフがイギリス人
メカニックがフランス人
恋人がスイス人
組織はイタリア人

ま、色々とご意見はあるでしょうが、ある程度ヨーロッパ各国の国民気質のイメージを端的に表しているのかもしれません。にしても、他はまあ何かと自国民自身も認めてたりするような節があるものの、唯一スイスに関しては、スイスの人これ見たら怒らんやろか・・・(-_-;)

天国なる場所では警官がイギリス人だそうですが、こちらに来て新鮮だったのが、警官が馬に乗って優雅にパトロールをしている姿です。普通に車道をパッカパッカ馬に乗ってパトロールをするわけです。うちの家族寮の前の道路も車道なのですが、定期的にここをパッカパッカ行くわけです。うちは最上階なので、馬パトロールが始まるとこのパッカパッカが遠くから聞こえてくるわけです。流石に最近は少し慣れてきましたが、当初は物珍しく部屋の窓から眺めたりしておりました。

これだけ聞くと、「へぇ~優雅やな~それに比べたら日本は無粋やなぁ」とか思われるかもしれませんが、この馬パト、一つ難点があり、この馬がパトロール中に車道に思いっきり、う○こを放出しよるわけです。しかも基本、馬パトは2名で行くようで、単独行動はありません。つまり2頭の馬が町中で脱糞しまくるわけです。今まで馬と無縁の生活を送っていた私は馬のう○この分量など知るはずもなかったのですが、これがハンパない量なわけです。で、このお巡りさんたち、ご自分が乗っている馬の粗相をどうするかというと、完全ムシ(-_-;)!

ま、犬の散歩と違って、お巡りさんも新聞紙で拾ってとかそんなレベルの分量ではないので、端から取る気などないのでしょうが、この爆撃を食らったあとの道路はえらいことになってるわけです。ま、現地のイギリス人はそんなこと気にするまでもなく、普通にその爆撃の後を車で通過していくわけです。日本人の感覚やと、「あの車のタイヤ、う○こまみれになったで」と思うのですが、そんなことは気にしない。

で、警察がこんな感じなので、ま、犬の散歩で新聞紙なんて持ってる人はおらんわけですよ。ましてや、ペットボトルに水を入れて、犬がおしっこをしたあとに流すようなそんな行為は多分想像もできんレベルであろう、と。当然手ぶらで散歩です。イギリス人でペット飼ってる人が日本来たら、相当窮屈に感じるやろうな・・・(-_-;)

そんなわけで、ブリストルの道路は決してきれいではありません。というか、はっきり言って汚いです(これはあまりイメージしていませんでした)。日本の方が断然きれいです。清潔です。(更に付け加えると、バリアノンフリーです。誰や、イギリスは身障者に優しい国やと言うたのは!?)街並みはいい感じなんですが、道路はよくよく注意していないと石畳で凸凹の上、雨が降ると思わぬところに汚水がたまり、更にはちょくちょく犬の粗相の跡がある、と。そこに足を突っ込んだりすると目も当てられません。因みにそんな道路なので、ハイヒールで歩いてる女性を探すのはかなり難しいです(というかまず、見かけない)。女性は老いも若きもペッタンコのくつかスニーカーかビーサンです。

ブリストルの街並みが気に入っている嫁はいつも、この道路の清潔面に関しては「残念や・・・」とこぼしています。