まぁ小学生ともなれば、意見が対立した時の最も民主的な解決法は「じゃんけん」でははなかろうか?と。その対戦結果は有無を言わさぬ大きなパワーを持つわけですが、このじゃんけん、もともと私は「いんじゃんほい」とやってたわけですが、小学生のある頃、従妹の家に行った際に「いんじゃんほい」とやったら「ナニソレ?」と言われた経験があるわけです。

確かに子供らにその話をした際に「あ、おばあちゃん(私の母)も『いんじゃんほい』って言ってたわ」と・・・。

子供らは口を揃えて「いんじゃんほい」なんて言わん、と。で、調べてみたところ「いんじゃんほい」はじゃんけんを表す大阪の方言であるとのことだそうで・・・。なるほど・・・。

で、私の小学生低学年頃までは普通に「いんじゃんほい」なり「じゃんけんほい」なり「グーチョキパーでじゃんけんほい」なりやっていたのがいつの頃からか「最初はグー」が全国共通の枕詞として付くようになったわけです(多分、これテレビの影響やと思うのですが)。

と、まぁ、日本語でも色んな言い回しのあるじゃんけんなのですが、これを英語でどう言うか?

というかそれ以前に「イギリス人もじゃんけんするん?」という素朴な疑問があるわけです。もちろんじゃんけんを表す英語は知っていますが、それを実際やっている風景はタイワニーズがやっているのしか見たことがなかったので、タイワニーズ・イングリッシュの一種とちゃうのか?と思ってたわけです。ところが、実際イギリス人も(アメリカ人も)やるみたいですね。

英語版じゃんけんとは、果たしてタイワニーズが口にしていたRock Paper Sissorsだそうで、これ、この順だとグー・パー・チョキですよね。ググってみるとイギリスではScissors Paper Stoneと言うこともあるそうで、この順だとチョキ・パー・グーとなるわけで、何やら大阪弁のじゃんけんがある如く、色んなバージョンがあるようなのです。

で、長女に学校でじゃんけんやるん?って聞くと「やるで」と即答。「Scissors Paper Stoneって言うん?」と聞くと「ちゃう、Glove Paper Scissorsや」と。(-_-;)

「それ、クラスメイトのイギリス人も使ってるん?」と聞くと「そうやで。Glove Paper Scissors! One Two Three!でThreeの時に出すねん」と解説。息子に聞くも同じ答えが返ってくるわけです。

グー・チョキ・パーのルールはこの上なくシンプルである上に、確率論的な公平性がかなり期待されるため、子供らの意見衝突時の大きな解決策であることを考えると普遍性がかなり高く、英語がグローバルランギッジとして普及する今日、ますます色んな英語版じゃんけんバージョンが出て来るんでしょうか。。。