ここのところ、ポンド高が続いており、ちょっと頭が痛いです。

本日(2014年11月14日)段階の為替レートは1ポンド=182円ですが、ついこないだは185円近くまで行きました。ほんと為替変動は読めませんな…(-_-;)

因みに私が渡英する直前は1ポンド=165円とかの時もありましたが、概ね170円前後を揺れ動いていた記憶があります。で、一応留学生活の予算を立てる段階では1ポンド=175円で計算をしていたので、今の円安ポンド高ははっきり言ってウェルカムな状態では決してないわけであります。

以上のことから、これから留学の準備にとりかかろうとされている方にとって一考の余地があるのでは?と思われるのは日本出発段階での外貨建てです(外貨建ての細かいやり方は以前こちら(その1とその2があります)にアップしています)。

流石に食費や普段の生活費まで為替レートとにらめっこしながらやりくりしようとすると発狂しそうになるかもしれませんので、ある程度鷹揚に構える必要もあると思いますが、問題は大きな額のお金を動かす時です。

留学時にまとまった額のお金を動かす際、為替レートが関係してくるケースというのは恐らく学費納入と家賃納入の2つかと思われます。納入する額の桁が違うため、できれば為替レートで少しでも円高の時に振り込んでしまいたいというのが人情かと。

ただ、悲しいことに、この学費や家賃の納入のタイミングが為替レートとうまくマッチングしてくれる保証など全くないわけで、下手をするといきなり急激な円安になった段階で家賃を支払わないといけなくなったりといったケースが出てくることも多々あると思われます。

特に、学費納入は日本出発前に振り込み可能ですので、タイミングを見計らいながら振り込むことも可能かと思われますが、もしConditional Offer(条件付き合格)で渡英される場合は、寮費の支払いなどは全てプリセッショナルコース終了後、Unconditional Offerをゲットした後となります。しかも支払い期間の猶予が1か月弱であったりして、為替レートが円安に傾いている際には、それほど猶予を持った為替の動向の観察などできないわけです。

このような時に、もしある程度まとまった金額を外貨で持っておいたら随分精神安定上良いのではなかろうかと思うのは私だけでしょうか??(-_-;)

因みに、私にとって渡英後、まとまったお金を動かすタイミングというのは果たして上記の家賃納入時でありました。やや円安に動き始めていることに嫌な予感を覚えていたのでなるべく早い段階で支払いを済ませようと思っていたのですが、如何せんブリストル大学のAccommodation Officeとのやり取りが全くスムーズに進まず、ノロノロと手間取っている段階で気づけば1ポンド179円近くまで円安が進んでおり、もうこうなるとクレジットカードで支払うことをあきらめて外貨建て口座から支払おうと決めたのですが、何故かこの数日後、奇跡的に一気に円高が進み179円まで上がった(下がった?)円が167円まで下がったので、慌てて、そのタイミングでクレジットカードで支払いを済ませたのですが、その後再び円安傾向に振り戻されたので、これは本当にグッドタイミングだったと言えると思います。

ただ、この時に私が外貨建てで貯金していなければ恐らくプチパニックになったであろうことは想像に難くありません、、、繰り返しになりますが、そういう意味でもある程度まとまった金額を事前にポンド建てにしておくことのメリットはあるのではなかろうか?と。因みに「クレジットカードなんか使わんわ!」という方ならなおのことある程度まとまったお金をポンドに変えておくメリットの方が大きいかと。。。

ただ、この外貨建てのポイントは「あわよくば為替変動で儲けたろ」というスケベ心(下心)を持たないことです(笑)。

私が、この外貨建てをする際の動機はあくまでも「保険」でした。自分で留学予算のそろばんをはじいた際に1ポンド175円で見積もっていたので、この175円を為替が大幅に振り切った際の保険がほしかっただけのことです。何もこの外貨建てでうまくいけばちょっとした小遣い稼ぎになるわ、などとは考えなったということです。

よって、仮に私が1ポンド=170円のレートでポンドに換えたとして、そのあと円高が一気に加速して1ポンド150円とかになったとしたら、ま、普通だと「あほやなぁ」となると思うのですが、それは私としては一向に構わなかったわけです(大切なのはあくまでも「保険」だったという当初の動機を持ち続けることです(笑))。

ですので、その最初のスタンスだけ共有して頂ける方なら、このやり方は一考の余地があるのではなかろうかと思うわけなのですが。。。