さて、無事イギリス入国後、1週間ほどホテル暮らしが続いたのですが、その間は物件探し最優先で正直、子供の小学校のことまで考える余裕はありませんでした。。。以前の記事でも書きましたが、セント・マイケルズ小学校の周辺とかそんな希望が言えるような余裕は全くなく、ひとまず住める場所が見つかったらどこでもええわ!という状況&心境でしたので、やっとこさ今のCothamの短期物件が見つかり引っ越しが終わったあとで、ようやく、さて、子供らの学校どないしよ?という話ができるようになったのです。
幸いなことに、このCothamの短期物件からセント・マイケルズ小学校は十分通学圏内にあり内心ホッとしたのですが、例のDano Martのおっちゃんからセント・マイケルズ小学校とは別の小学校を強く勧められ、そのアドバイスに従うことにしたのです。誤解を避けるため補足しておきますが、おっちゃんはセント・マイケルズ小学校が決してアカンと言ってるわけではありませんでした。そうではなく、今暮らしているflatからだったら、距離的な面も考えるともう一つの小学校の方がよかろう、と。よって、私は、第一希望は今の小学校にしましたが、第二希望はセント・マイケルズ小学校で出しました。実際、今の小学校のママ友から聞いたのですが、セント・マイケルズ小学校はやはりその立地面からブリストル大学関係者のお子さんが結構通われているそうです。
さて、この申し込み方法ですが、前回の記事で書いた”in year application form”に直接記入したものと、子供のパスポートのVISAが貼られているページの2つを写メで撮り、メールに添付して例の「上司」に送信しました。これで申し込みは終わりです。切手を貼って郵送する必要もなく本当に文明の利器の有難さを実感しますね~。で、このメール送信後、2日ほどして「上司」から返信があり、追って結果を伝えるとのこと。
で、この上司のメールを受け取ってから3日ほど経ったある日、いきなりBristol Councilから郵便が届き、第一希望の小学校に定員の空きがある、と。速やかに校長に電話をかけろ、と。何か不明な点があれば「私まで」連絡しろと書かれてありました。「出た~!!」私が避けまくっている電話です。これはかなわんと思ったので、その小学校のHPをチェックしてみるとメールアドレスがあったので事務局宛にメールを送りました。「入学を希望していること」「Bristol Councilから連絡を取るよう言われたこと」「電話だとこちらの理解が難しいと思うのでメールでやりとりしたいが構わないか」の3点を書いて送りました。
さて、こっからです。メールで問い合わせを送ってるのに小学校から一向に返信がありません。どういうこっちゃ!?と思って4日目にしびれを切らして「上司」に「報告」しました。学校に問い合わせをしたけど一向に返信がない。申し訳ないが「上司」から学校に確認してくれまいか、と。すると、「上司」から返信はなく、即学校からメールが来ました(苦笑)。
曰く、「メールありがとう。メールでのやりとり全然OK。金曜日に必要な詳細をまとめてメールするからヨロシク」とのこと。う!…金曜日まで待たなアカンのか・・・。早く子供ら通わせたいのに・・・。このスローペースは明らかに9月入学を想定しているんとちゃうか、と感づいた嫁が今からでも入れてもらえないか交渉してくれと言うので、即返信メールで今から通わせて欲しいこちらの要求を彼らの「教育者的道徳観」に訴える内容でまとめました。
ところが、これまたなしのつぶてで返信がありません。イヤな予感はしていたものの、果たして金曜日になっても言うてたメールすら送られてきません。これが噂に聞いてた「テキトーイギリス人」か!?と思いつつ、土曜日に再度催促メールを送ると月曜日に返信がありました。「返信遅くなってゴメン、来ていいよ」
なんじゃそりゃ~!?
流石に今からだと無理かな~と悪い結果を想像していたので拍子抜けしましたが、ま、なんやかんやでこちらの希望通り7月からのほんと2週間ではありましたが、9月入学を待たず子供らの小学校生活がスタートできたのはホント良かったですし、こちらの希望を受け入れてくれた小学校にも感謝感謝です。そしてちょうど昨日、今学期がめでたく終了となり、再び我が子らは長い夏休みに突入するのでありました・・・。
因みに結論から言うと、私はたとえ2週間であっても9月入学を待たず無理を言って途中から入学させてもらってよかったと思っています。この2週間はたったの2週間でしたが我が家にとってはホントにいろんなことが起こり考えさせられる2週間だったからです。ある程度覚悟はしていましたが、果たして、うちの子らにも涙交じりの「学校行きたくない!」発言が出ました。このあたりはまた別の機会に譲りたいと思います。
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