以前、このブログでも書きましたが、私が最終的にOA7.0をクリアできたのはズバリ、Writing対策が功を奏したから、と断言できます。(ちなみに私はIELTS対策のためにどこかのスクールに通ったり、Writingの添削サービスを受けたりといったことは一切しておりません。基本、ネット上での情報と独学のみです。)
ネット上でも色々な方が書かれています通り、IELTSのWritingで7.0を越えるためにはIELTS独特のクセを知ると言いますか、コツのようなものがあります。
このことを知った私は、片っ端からネット上でIELTSのWriting対策に関する記事を探し始めました。その結果、わかったこととして以下の3点が挙げられます。
①どの方もなにがしかのテンプレートを準備されている。
②自分の経験のみから独断で対策法を述べている記事が意外に多い。
③IELTSの試験官が書いているブログが存在する。
①に関してはいわゆる本番でイチから文章構成を考えるのではなく、ある程度文章のひな形と言いますか、フォーマットを用意していく、ということです。特にTOEFLから移ってきた方は別として、留学を思い立ったばかりの頃のIELTS初心者にとって、TASK2のお題を前にして40分で250字の英文を書くのは、それだけでもかなりストレスフルな作業と言えます。何単語か書いては、ストップし、読み直し、語数を数え、訂正し、等々・・・こんなことをしているとあっという間にタイムオーバーです。特に受験回数が浅い頃は、タイムオーバーを恐れてとにかく早い時間で字数を稼ぎたいという受験者心理も働くと思います(私はそうでした)。
そんなわけで、色々な方の記事に掲載されているテンプレートを参考に(パクッて?)私が作ったテンプレートが以下のものです。
Recently, a great deal of attention has been paid to ~. Therefore, there is a growing controversy over whether people should ~. Some people state that ~. However, there are some opponents who disagree with the above perspectives. In this essay, the issues of ~ will be examined carefully.
The first point to consider is the fact that ~. For instance, according to the recent research conducted by one of the prestigious universities in Japan, ~. In my opinion, ~.
On the other hand, there is no doubt that some people disagree with the perception presented previously. In an interview with a famous social scientist, he pointed out that ~. I believe that ~.
In conclusion, I would like to emphasise that ~, despite the fact that ~.
セオリー通り4パラグラフ構成(Intro→Body1→Body2→Conclusion)にしていますが、このテンプレートだけで規定の250単語中、123単語がすでに完成しているわけです(本番では残り半分の時数を書けばよいわけです)。これは魅力的ですよねぇ(笑)。少なくとも私は、IELTS初受験を前に、この麻薬にすっかり虜になってしまいました。そして、試験当日も上記の内容の「~」の部分のみ当日のテストの内容に合わせて、残りはまさにテンプレそのまんまで提出をしてきたわけです。結果は6.5でした。初受験で6.5という結果が出たので、「テンプレ依存症」はますます加速していきます。2回目受験でも同様に、ザ・テンプレ中毒患者のお手本のような英文を書いて提出してきました。結果は7.0!上がってる!?もはや、こうなると「これでいけるやん!?」という確信に近いものを手に入れ、「Writingは余裕!」とまで思っていたわけです。
ところが、この2回目受験の7.0を頂点に、3回目は6.5、4回目は6.0とスコアは下がっていったのです。そろそろ終わりが見えてくる頃の5回目受験でまさか6.0を割るとかとなってくるとこれはもうシャレにならないわけですよ。それと同時に初回から一貫して同じテンプレ殺法を炸裂しているのに、どうしてこうもスコアが変動するのか?これも謎でした。6.0~7.0とスコアは変動するものの私の試験後の感触は毎回同じです。何かを変えねば、と決断をしたのが5回目受験を1か月後に控えた時だったのです。(その2を読む)
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- Band7.0, Writing TASK2, テンプレ
こんばんは。いきなりすみません。
ブログ読ませて頂きました。とても分かりやすく勉強になりました。
1つ質問があるのですが、投稿者様がお受けになられたIELTSのテストはacademic でしょうか??
さくらさん、コメントありがとうございます。
はい、academicモジュールです。
私はライティング7は必要ではなく、
6を取りたいと思っています。
このテンプレートを活用すれば6ぐらいのスコアはコンスタントに取れると考えてもいいのでしょうか?
ジュニさん、コメントありがとうございます。
テンプレートをそのまま使って6が取れるかは保証はありません。いわゆる「暗記文」とみなされたらもしかすると思いがけない大減点をくらう可能性もあると思います。ただ、6であれば、エッセイの構成を守り、文法ミスをなくしてアイディアをちゃんと盛り込めばコンスタントに取れると思います。
質問失礼します!agree or disageeの質問のときも、すべての段落で意見を書いていたのですか?
moehonさん
コメントありがとうございます。
第1段落と第4段落はイントロとコンクルなので、ほぼテンプレになるかと思います。
暗記文が使えないという意味での「意見」ということであれば第2・3段落のみになりますね。
質問です!task2には種類がありますが、全部のときにこのテンプレートを使ったのですか?種類によって変えましたか?
koronさん
コメントありがとうございます。
もちろん種類によって変えなければいけません。
詳しくはこちらに書いておりますので、その1からその6まで読んでいただけたら幸いです。