いよいよ、朝夕のチャリンコ通勤or通学の人たちの中に手袋をつける人がちらほらと見られるようになりました(-_-;)
う~む、8月やろ、まだ???と突っ込みたくなるのですが、実際早朝の最低気温は予報通り1桁となりそれなりに寒いのであります。そう言えば最近図書館を午後7時頃に出ると普通に外が寒いのですが、私個人的にはこの関西の冬を思わせる晩秋から初冬にかけての少しピンと張りつめた緊張感のある寒さは実はそれほど嫌いではありません。
ちょうど、日本でもこれくらいの寒さになる季節から受験生は本格的に追い込みのシーズンに入るのですが、なんかその頃になってようやくお尻に火がついた受験生の本気モードが好きなのかもしれません。もはや職業病ですね・・・。あと、完全に余談ですが、音楽でも、私は底抜けに明るい能天気な曲も好きなのですが、何気にこういう少しピンと張りつめた緊張感のある曲が実はかなり好きであったりもします。。。。
はい、すみません。毎回のように脱線しております。。。
で、今回は表題通り、前回に続きましてPre-sessional Courseのファイナルテストの続きをお伝えしたいと思います。
前回はTIMED WRITINGについての記事でしたが、これが先週金曜日のことでして、土日を挟んで今週の月曜日はテストも全体授業もなく2500字のResearch Writingに関する最終チェックを担当の先生と行うTutorial(1対1の質問受けみたいなものです)がありました。
そして、昨日火曜日がListening AssessmentとReading Assessmentの実施日で、本日がOral Presentationの実施日でした。これも順を追ってお伝えします。
まず、昨日、火曜日にあったListening Assessmentについてですが、もはや毎回の授業時に私をブルーにさせていたListeningの授業の集大成である、このListening Assessmentは私にとって鬼門以外の何物でもありませんでした。
IELTSとの比較で言うと、Pre-sessional CourseのListening Assessmentは20分の大学の講義を2回聞かされ、その後にその講義の内容をもとに設問(25問)に答えるという形式で、形式自体はIELTSとはかなり異なります。
合計70分のListening Assessmentですが、まず、最初の20分間はペンを持つことも許されず、ただひたさら講義を「聴く」ことに集中します。この20分間が終わると、講義で使われるパワーポイントのスライド資料が配布され、note-takingをしながら再度20分間その講義を聞きます。そして、その20分間が終わると、今しがたnote-takingをしたスライド資料のみを手掛かりに30分間で設問に答えるわけです。
私はこのnote-takingが非常に苦手でして、毎回のListeningの授業はTEDや大学の講義を動画で見せられて、それをnote-takingしながら聞き、その後流された動画の内容について先生&生徒間でDiscussionをするのですが、毎回自分の愚かさぶりを目の当たりにさせられ、ブルーな気分で教室を後にすることが日常茶飯事化していたため、本当に憂鬱でした。
ただ、TOEFLからIELTSに変更された方は、あのIntegral Taskを経験されているので、もしかするとそれほど大したハードルではないのかもしれません・・・。あと、IELTSとの決定的な違いは、事前にお題だけ教えてもらえるということです。今回のテストのお題は「Bloom’s Taxonomy」でした(そんなん知らんちゅうねん(-_-;))。で、基本ほとんどの生徒がこの言葉を知らなかったので、皆それぞれ事前にGoogleで下調べしまくりで本番に備えるわけです。
ま、何気にここはかなりポイントですよね。不動産屋の電話の話でも書きましたが、基本知識があるのとないのとでは英語の理解度が格段に変わります。よって、皆ひたすらにこのBloom’s Taxonomyについてしらべーの、ノートにまとめーのして概念やポイントを頭に叩き込んで試験当日に向かうわけです。
そして、ここでもチャイニーズパワーが炸裂します。この問題、出そうやとか、このまとめノート冴えてるとかという情報がひっきりなしに中国版LINEで飛び交います。ま、当たり外れはありますが、この諜報活動能力は毎回毎回頭が下がります。特にConditional Offerで来ている方にとって、心許せるチャイニーズが情報通であったりすると相当心強いのではなかろうか、と他人事ながら思わずにはいられませんでした。
因みに、Pre-sessional Courseのファイナルテストの要求スコアですが、これは各学部が発表しているIELTSの要求スコアと連動しているようです。TESOLの場合、要求スコアはOA7.0以上で、且つ各セクションが6.0以上あることが条件なのですが、果たしてこれがファイナルテストの場合、OAで70点/100点満点以上、各セクションで6割以上の得点という塩梅のようです。
因みに、Pre-sessional Courseの仲間に聞いて初めて知ったのですが、TESOLの要求スコアはそれほど高くなく、実は何気に法学部はかなり要求スコアが高いことが発覚しました。OAとWritingが7.0以上で、その他は6.5以上とのことです。もちろんこの場合、この数値がPre-sessional Courseの要求スコアと連動することとなり、うちのクラスの過半数を占める法学部志望者はかなりプレッシャーを感じているようでした。。。