この週末はLondonに行ってきました。

ブリストル大学の家族寮から目と鼻の先にSainsbury’sというスーパーがあるのですが、その真ん前からLondonはVictoria Coach Station行きのコーチが出ており、もう、こうなるといちいちTemple Meadsまで出てそこから電車に乗る手間を考えるとコーチでええわという流れになってしまいます。明らかに楽ですし、お値段も相当安いです。

で、今回ちょっとやらかしたのが、コーチのeチケットをプリントアウトしていたのですが、それを失くしてしまい、それに気づいたのが前日の深夜で図書館はすでに閉館。プリントアウトができません。しゃあないので翌日の朝、バスに乗る際に運転手にスマホでeチケットのプリントアウト画面を見せるとそのこと自体は何も言われなかったのですが、コーチのFamily Cardを見せろと。あいにくそのFamily Cardを家に忘れてしまっていて、そのことを伝えるとカードがないとバスには乗れないからセンターで再度購入せよ、と。

え、マジで!?

前回嫁が乗車した際には何も言われなかったらしく、そのことを伝えて抗議するも聞く耳を持たん運転手。結局センターで一度下ろされカードを購入させられました。£16・・・。というわけで皆さん、eチケットはプリントアウトしなくても大丈夫みたいですが、カードは携帯しておくようにしておきましょう。ただし帰りのバスでは、果たしてカードを見せろとは言われなかったのであります。It’s the British style…

ま、そんなこんなでスタートしたLondon旅行ですが、もともとLondonにCPCC(Certified Professional Co-active Coach)がなんと3人もいる!?ということが偶然(?)発覚し、是非皆で集まろうと以前から企画してもらっていたのがようやく実現したのが今回のLondon行きの発端で、家族も連れてLondonはFinchleyのお宅までお邪魔してきました。

私にとってはLondon観光は2回目だったのですが、今回は土曜日にCPCC仲間のお宅で飲み会、日曜日はLondon観光というスケジュールでした。とは言うものの、ロンドン観光に関してはタイミングは違うのですが、嫁も子供も今回が2回目ということもあり、今回は前回子供たちが行けなかったバッキンガム宮殿と前回私が行けなかった大英博物館に狙いを定めそこだけの訪問となりました。なんだかんだ言って一日でLondon観光はやっぱ無理があるな・・・と。前回私と嫁でLondonを訪れた際も一回地下鉄が止まり、そこから乗り換える羽目になったのですが、果たして今回もNothern LineがZone2で止まってしまい、急きょそこからバスに切り替えてKing’s Crossまで行き、再度そこからバッキンガム宮殿最寄りのGreen Parkまで地下鉄に乗るということになり、London観光はなかなかタイトスケジュールだとリスキーな観光になることを改めて思い知ることになったのであります。

今回もOysterカードを購入して使ったのですが、ロンドンの地下鉄の自動改札機は閉まるのが無茶苦茶速いです。嫌がらせ級に・・・。子供は無料のため、カードを改札にかざして子供が通った後に大人が続こうとすると普通の日本人の感覚で行くとまず間違いなく大人が通過する前に改札が閉まり、挟まれるか締め出されかのいずれかになります。で、そのまま実力行使で突破するとビービーアラームが鳴ります。駅のおっちゃんに挟まれたと言うと、Go fasterと言われました。(何とかしてくれ・・・)不安な人は車いす用の大きな改札があるので、そちらを利用した方がよろしいかと。。。

あと、Oysterカード利用時に注意しないといけないのは、残高が足りてない場合です。この時に強硬突破とかして、駅員が気づかず(あるいは駅員を振り切り)電車に乗り、降車駅で出ようとしてそこで初めて残高が足りてないことに気づいたりするとちょっとややこしいことになるかもしれません。特にOysterカードに再度トップアップする際に、自動券売機で入金する場合、クレジットカードで支払いが終え、日本の感覚だともうこれでトップアップチャージができたわと思った段階で、再度そのOysterカードを券売機の黄色いセンサーボタンにかざさないと完全な入金完了とはならない点です。これは今回我々も気づかず、トップアップできたと思って自動改札を通ると残高不足の表示が出て、駅の兄ちゃんに言うと券売機まで付いてきてくれて目の前でやり方を説明してくれました・・・。

2日目の日曜日は折角Londonまで出てきたので、ラーメンを食べようということになり、前日の土曜日にCPCC仲間から教えてもらっていた「金田屋」を目指すことに。Londonで本格的な博多ラーメンを食せる処は他にもまだあるのでしょうが、我々夫婦が知っているのはこの金田屋以外だと「昇龍」で、前回嫁と子供らだけでLondonへ行った際に、お義母さんがラーメンをご馳走してくれるとのことでこの昇龍に行ったそうなのですが、そこで食べたラーメンが(日本人の感覚で言うところの)”ありえへん”ラーメンだったらしく、かく言う私も嫁からLineで送られてきたラーメンの実物写真を見て、「あ、いらん」と即答できるほどのルックスでした。

味の方も、実際食した嫁が「これで1800円近くもするん?ないわ」と言っていたため、我々の昇龍評価は異常なまでに低かったのですが、CPCC仲間とその話になった際に「いや昇龍はある程度ちゃんとした博多ラーメンを出すはずよ」と博多出身の方に言われ、何かの間違いやったんやろか?と。と、その時、「よく考えたら私が頼んだやつは’ナチュラル’って書いてあったような・・・」と嫁の一言。どうも、そのナチュラルというラーメンはベジタリアン用のラーメンだったようで、チャーシューもなし(博多ラーメンなのに!?)で、豆腐が入っている(博多ラーメンなのに!?)という「ありえへん」ぶりを遺憾なく発揮したルックスであったことが判明。それとは別にいわゆる本格的博多ラーメンも提供しているとのこと。

ただ、とは言うものの、嫁は昇龍は一度行った際のトラウマもあり、CPCC仲間が絶賛していた金田屋がええ、と。で一同昇龍のまん前を通過して金田屋へ向かったのですが、なんと日曜日の14時頃だったのですが金田屋が閉まってるではないですか!?日曜日の真昼間に、しかもLondonのど真ん中でラーメン屋やってて閉まってるとかあるん!!??と、夫婦ともどもドン引き状態で、ま、海外ということを忘れて確認せんかったんが間違いやったなと、気を取り直して再度昇龍へ向かったわけです。

昇龍では我々が入店した際には日本人スタッフもいて、嫁が前回の件を話すと、「ああ、それはベジタリアン用のラーメンですね・・・」と一言。で、テーブルにあったいわゆる「ザ・博多ラーメン」の写真が写ったメニューを指差し、これ4つください、と。果たしてここイギリスで漸く本物の博多ラーメンとご対面できたわけであります。唯一、麺だけは日本の博多ラーメンのような細いストレート麺ではなかったのですが、十分美味しかったです。一人前£11~12でした。

因みに金田屋の目と鼻の先にかなり大きな複合商業施設っぽいビルがあるのですが、そこに「一風堂」が入るようで、Opening Soonと書かれてありました。Londonでラーメン戦争勃発するんですかね・・・(-_-;)