何度かこちらで書いているIELTS Writing TASK2の出題パターンですが、元IELTS試験管のSimon先生が簡潔に出題パターンとその対策を書いてくれているので(私の備忘録的に)まとめておきたいと思います。こういうのを知ると、如何に的を外さない解答をするかがハイスコア獲得のカギなのだな・・・と思わずにはいられません。

Writing TASK2の出題パターンは大きく分けて4パターン!

パターン1➡Opinionタイプ
例)Some people think that the only purpose of working hard is to earn money. To what extent do you agree or disagree with this opinion?

★★このパターンのポイント★★
自分の意見のみで良い。両サイドの意見を戦わせる必要はない。イントロの中で必ず自分の立ち位置(agreeかdisagreeか)を明らかにして、残りの段落でそれを展開すればよい。どうしても両サイドの意見を戦わせたい場合は「To a certain extent I agree that ~. However, I also think that~.」の形で書けば問題指示違反で減点されることはない。

パターン2➡Discussion(+Opinion)タイプ
例)Some people believe that punishment is the only purpose of prisons, while others believe that prisons exist for various reasons. Discuss both views and give your opinion.

★★このパターンのポイント★★
両サイドで同じレベル、同じボリュームの内容を書く必要がある。Opinionが求められていなければ(単にDiscussだけせよという場合は)絶対に自分の意見を入れてはならない。一方、質問文でOpinionが求められていれば、必ずIntroとConclusionで、その意見(自分の立ち位置)を明らかにしなければならない。ただし、自分の意見を盛り込むためだけに余分な段落を設ける必要はない(通常の4段落構成で大丈夫)。

パターン3➡Problem+Solutionタイプ
例)The number of plants and animals is declining. Explain this problem and suggest some solutions.

★★このパターンのポイント★★
Simon先生曰く、パターン3はeasyとのこと。問題の説明で1段落使い、解決法で1段落使えば良い。もし質問文で’causes’ or ‘effects’について聞かれていれば、「問題の説明段落」で入れたら良い。Nory個人的にはこのパターン3がいわゆる巷で言われるテンプレートが一番適応しやすい段落ではないか?と(ただし、下線部はevidenceなしの個人的見解)。

パターン4➡2⁻part Questionタイプ
例)Many people around the world are choosing to move to live in cities. What problems do people experience in big cities? Should governments encourage people to move to smaller towns?

★★このパターンのポイント★★
パターン3と基本は同じ考え方でよい。それぞれ1段落ずつ使って、2つの問いに答えれば良い。

以上のように見てくると、基本的にどの出題パターンであっても4段落構成(Intro→Body→Body→Conclusion)で書けばよく、且つ、自分の意見を求められている場合は、必ずイントロの段落内で自分の立ち位置を明らかにするというのが基本中の基本のような感じがします。
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