昨晩ようやくにして最後のassignmentを書き終えました。

とは言ってもここからproofreadingが残ってはいるのですが(-_-;)。。。。このファイナルアサインメントを今週の木曜日の23時59分59秒までに提出したら、あとは15,000字のDissertation(修士論文)を残すのみとなります。

あっという間に過ぎたこの数か月ですが、よくよく考えるとここに至るまでに既に4,000字のエッセイを6本書いている訳なのでつい1年ほど前はまだIELTSのWritingで250字エッセイを前にウンウンと苦しんでいたことを考えると、なかなか感慨深いものがあるわけです・・・

とは言うものの、正直言って、このアサインメントですが、今までようクリアしてきたな・・・(-_-;)と、改めて胸をなでおろす次第なわけです。学術エッセイなど、過去の記憶を振り返っても学部時代に書いた卒論ぐらいしか思い浮かばず、それも20年も前のことですから、正直何をどう書けばええのか右も左もわからんところからのスタートなわけで、且つ、これは同じTESOLのPhdの方も言われていましたが、あまりIELTSのWritingが大学院で求められるエッセイを書く上で役に立っていないのではないか?という指摘もあったりで、今回最後のアサインメントを仕上げるに当たってもう一回ちゃんとどう書くかを腹に落としてから書こかと、ちょっと真面目に論文の書き方を調べたりしてみたわけです(←初めからやれというツッコミが聞こえてきますが)。

一応、今後TESOLで学ばれる方のためにイロハのイだけ下に簡単にまとめてみました。「こんなんホンマにイロハのイやろ!」と突っ込まれたそこのあなた、以下の部分は即スルーして下さい。逆に、数か月前の私のように、「ナ・ニ・コ・レ?」とつぶやかれたそこのあなた、恐らく渡英前に少し文献をあさったりググってもらったりして予習しておかれた方が良いかもしれません(少なくとも私は渡英前に知っておきたかったです・・・)。ただ、細かい解説は私の理解が間違っている危険性が激しくあるため割愛させて頂きます(あくまでも用語だけ)。

学術エッセイ(論文も)の基本構成(empirical researchの場合)
1. Introduction
2. Personal Context(1に組み込んでも可)
3. Rationale(1に組み込んでも可)
4. Literature Review
5. Method
 -1. Participants
 -2. Materials
 -3. Procedures
 -4. Analysis
6. Results
7. Discussion
8. Implications & Conclusion

empirical researchの場合では、5~7で代わりに自分の主張(TESOLの場合、実際の授業にどう役立てるかとか)を自分の職務経験と文献を元に書いていくわけです。

で、上記の構成の中で最後の最後まで私を悩ましてくれたのがConceptual Frameworkという用語です。因みに似たような単語でTheoretical Frameworkというのもあります。これを同じ意味合いで使っているエッセイもあるようなのですが、文献を読む限り、完全に別物やと(私は)思います。で、読めば読むほど、このConceptual Frameworkは学術論文を書く上で激しく重要らしく、ここがフニャフニャの状態でエッセイに着手するとプロ(=教授陣)が読んだ際に激しい混乱をもたらすそうです。よって即シュレッダー行きになると・・・。つまり学術エッセイを書く際にConceptual FrameworkとTheoretical Frameworkを明確にして書くことがグレードAをゲットするための必要条件のようなのです。

ま、そんなエラそうなことを書きながら、今回の最後のエッセイもそれが十分にできているかどうか甚だ心もとない部分はあるのですが、ま、今までの中で一番納得し、且つ一番魂を込めて書くことができたので、これでAが貰えると嬉しいな、と(今までのアサインメントでAを貰ったやつはなぜAなのかが理解不能というイマヒトツ手放しで喜べん状態でして・・・(-_-;))。

因みにブリストル大学のTESOLの教授陣は概して温情派だと思われます。それ故、時として書いた当の本人がなんでAなんやろ?という意味不明な状態も一方で起こったりするわけではあるのですが・・・。因みに、入学当初、そのルックスと醸し出す雰囲気から最も学生にマークされていたグオシン先生という中国人の教授がいるのですが、果たしてこの先生も皆の予想に大きく反して温情派の先生やったわけです。

では、ブリストル大学のTESOLはラクショーなのか??

お一人だけいらっしゃるわけです。

その先生はその柔和なルックスと体型、醸し出す雰囲気、そして時折笑う際に漏れる「フォフォフォ」という音声から、間違いなく日本人学生であれば会った初日から本名ではなく「安西先生」と呼ぶやろという先生なのですが、唯一この先生はかなり採点が厳しかったです(というか、安西先生の基準がこちらの本来のスタンダードなのかもしれませんがね(-_-))。というわけで、安西先生だけは「要チェックや!」とお伝えしておきます。

あ、このブログを書いてるのをチラ見した嫁から「安西先生って有名な先生なん?お友達のLINEに『安西先生、めんたいこが食べたいです』って書いてあったから」と天然な質問を受けましたので、もし嫁と同じ疑問を持たれた方は「安西先生、バスケがしたいです」でググってください。。。(-_-)