ブリストル随一の高級住宅街であるCliftonにおける家探しで、いまひとつ手応えのなかった翌日、Southville&Bedminsterを一人徘徊し、目についた不動産屋に手あたり次第入っていきました。

この地域はCliftonと異なり、住宅街ということもあってかそれほどアウェイな感じはしませんでした。あと、Cliftonと異なりほとんどアップダウンはなくこれだと自転車で移動する際もかなり楽そうでした。

この地域ではCJ Holeという不動産屋とOceanという不動産屋(どちらもブリストルではよく看板を見かけるし、RIGHT MOVEでもよくロゴマークを見かける)の対応がよく、どちらも候補物件をその場で挙げてくれました。ただ、Oceanが提示してくれたのはUnfurnished(家具なし)物件でCJ Holeの方は6月30日から入居可の物件であり、我々の要求にベストマッチするものではありません。ただ、前日のCliftonでの惨敗感とは異なり結構手ごたえを感じたのでややテンションも上がり、ひとまずCJ Holeで6月30日入居可物件の内覧予約を取り付けて帰ってきました。

因みにブリストルで物件を探すに当たって、日本にいる間でできることと言えばRIGHT MOVEやGumtreeという、色んな不動産物件を扱ったサイトで物件を物色することぐらいです。RIGHT MOVEでは色んな不動産屋が管理している物件が掲載されており、Gumtreeは不動産屋の物件のみならず、個人が所有している物件も掲載されてあります。

これは日本でも同じですが、当然agency(不動産会社)を通して賃貸契約を結ぶと仲介手数料を払わなければなりません。これが物件によりまちまちではありますが結構な値段になります。仲介手数料を支払いたくない場合、方法は2つでGumtreeに掲載されている個人物件を探すか、(もしブリストル大学に留学するのであれば)ブリストル大学が管轄しているUBU Lettingsを通じて物件を探すかのどちらかになります。

ただ、これは大学からもかなり重々注意を受けたのですが、イギリスでは不動産契約における詐欺が結構あるらしく、特に個人間で賃貸契約を結ぶ際には注意をすることと念押しされていたので、日本にいた時はGumtreeではなく専らRIGHT MOVEばかり見ていました。

ところがあとで分かったのですが、ブリストルの不動産市場はかなり好況らしく、良い物件はネットに掲載される前に売れてしまうそうです。またこれは私の体験ですが、日本から何軒か不動産屋にメールを送ったものの、返事はありませんでした(業界の景気がいいためか国外から拙い英語で問い合わせをしたところであんまり相手にされないのかもしれません(-_-;))。もしかしたらこれはたまたま私が問い合わせた不動産会社がそうだっただけで、中には返信をくれる不動産会社もあるかとは思うのですが・・・。

あと、実際に不動産屋を回ってみて分かったのは、例えば同じOceanという不動産会社であっても管轄する地域毎にそれぞれ独立しているようで、CliftonのOceanで名前や連絡先を登録したのに、SouthvilleのOceanでも再度、名前や連絡先を登録させられました。また、ある不動産屋では今は該当する物件がないと言われても隣の不動産屋ではあったりということもあるので、めげずに数をこなすことも大切かと思いました。

不動産屋を訪れたら、とりあえず私の場合は、2 bedroomsの物件を探している、と伝えると、どこの不動産屋もとりあえず良い物件が出てきた際にすぐ連絡が取れるよう連絡先を聞かれます。その段階で希望家賃や家族構成、自分の身分やペットを飼ってるかとか煙草を吸うかなどの簡単な質問もされます。で、それをスタッフがパソコンに入力したらまた連絡するからと言われて店を出る、というこんな感じの流れになります。

続きはまた次回アップします。