イギリスに限らずヨーロッパは石畳が多いです。

実際にヨーロッパを見て回るのはこのクリスマスホリデー期間中なので、まだイギリス以外のヨーロッパは未体験なのですが、ブリストル大学界隈は比較的アスファルトで舗装されている道が多いものの、それでもこの石畳は日本人の足にとってはなかなかの負担感となるわけです。

ここブリストルでは徒歩30分圏内ぐらいだと普通に歩く場合があります。よって、絶対に用意しておきたい靴とはすなわちスニーカーとなります。で、今日のテーマの持ち物パート3なのですが、結論から言うと、スニーカーです。ただし、このスニーカーに補足説明がつくわけです。これも結論から言いますと、

合皮のスニーカー です。

ご存知の通り、英国は雨がよく降ります。そして雨が一定時間降ると必ず石畳の窪みに水たまりができます。この水たまりが特に夜間や友達とのおしゃべりに夢中になってたりすると気付きにくく、1回は足を突っ込む羽目になるわけです(-_-;)。

この段階で、converseなどの布製スニーカーは即死となります。黒のconverseならまだしも、白や生成のconverseだと目も当てられません。というよりもそれ以前に、雨がよく降る地域で布製のスニーカーは合理的ではないでしょう。と、そんなことをエラそうに言いながらも、実はわたくし、converseの布製スニーカーは結構気に入っておりまして、こちらで履きつぶすつもりで1足持ってきたのですが、果たしてそのスニーカーは渡英後、数週間の短い生涯を閉じるのでありました。。。

まず、雨でドロドロになった布製スニーカーは見た目からして、イケていません。実際、ある一定期間、私はブリストル大学界隈の若者がどんな靴を履いているのかつぶさに観察していた時期があるのですが、一定数以上の若者がconverseを愛用していました。が、、、だいたいおしなべて、どの学生のconverseも果たして過酷な試練に耐えているものばかりで、足元だけに注視していると、なかなか貧相な感じが漂ってくるわけであります。

ま、これ履いてそれなりの高級ホテルに行ったら、ドアマン、ドア開けんやろな…と。

私はそれほど潔癖ではないとは思うのですが、靴に関してはある程度こぎれいにしておきたいと思う質でして、水たまりに突っ込んだ翌日の変わり果てたconverseを見てブルーになった記憶があります。

で、件の合皮スニーカーなのでありますが、これの最大の利点は洗えることです。洗うと言ってもブラシでゴシゴシ(してもいいんですが(笑))する必要はなく、表面の汚れを水を軽く絞ったティッシュでさっと拭いた後、以前のブログで紹介した「激落ち君」(メラミンスポンジ)で拭いていくわけです。これだけで、相当復活します。ま、新品同様は言いすぎですが、明らかに生まれ変わりのレベルで復活してくれるかと。

因みに、上記水たまりに足を突っ込むケース以外で靴が汚れるパターンとして考えられるのが、仲間たちと近所の公園(と言っても日本の街中に見られる砂地ベースの公園ではなく、まぁただの草原みたいなところです)に行ったりすると、雨が上がった後などだと結構汚れがひどくなります。その都度、メラミンスポンジで表面をさっとふき取ると生まれ変わってくれるので、かなり重宝することになると思います。

で、この合皮スニーカーなのですが、「合皮」という言葉だけ聞くと非常にチープな感じがするのは私だけですかね???ちなみに、上記、ブリストル界隈の若者の足元を値踏みしていた期間に限って言えば、スウェードのスニーカーを愛用している若者が結構見受けられたのですが、果たしてセンターにある若者向けのスニーカーショップにも結構な品ぞろえのスウェードスニーカーがあり、私の思い込みかもしれませんが、本物レザーやスウェードもののスニーカーはあるものの、合皮のスニーカーの品ぞろえはそれほど良くなかったように思います。

たかがスニーカー、されどスニーカーというわけで、合皮スニーカーやったら何でもええやん、という方にとっては問題ないと思われますが、機能面以外に、ある程度ファッション性も求めるとなると、やはり日本で買ってきた方が(値段的にも、豊富な選択肢的にも)よいのではなかろうか、と。

因みに、安価なconverseの布製スニーカーではなく、スウェードのスニーカーで水たまりに突っ込んだ場合の心的ショックを考えると、なかなかその購入に二の足を踏んでしまう今日この頃なのであります。