今週からいよいよ私の大学院留学の主目的であるTESOLプログラムがスタートしました。とは言っても、今週はORIENTATION WEEKということで、本格的な授業は来週からとなりますが。

で、実際にブリストル大学のTESOLってどないやねん?という内容はまたおいおいアップしていきたいと思います(あくまでも私が課題の山で死んでいなければの話ですが…)

今週のORIENTATION WEEKでは初日に簡単な受講生の顔合わせと基本的なコース概要の説明を終えたら、いきなり「2日目にプレゼンやってもらうからチーム毎に発表者決めて」と言われ、初日から相当変な汗をかきました。これに加えてPersonal Tutorとの初回tutorial、あと選択科目の履修(しかも何故か春学期からのやつ!?今決めなあかんの!?)を完了しなければなりません。

まず、受講生の顔合わせから。

54名という(比較的)大所帯だったのですが、なんと国別構成にちょっとびっくり。。。

インドネシア 1名(♀)
マレーシア  1名(♂)
イラン    1名(♂)
オマーン   1名(♀)

アメリカ   1名(♀)
韓国     1名(♀)
チリ     2名(♀)
日本     3名(全員♂)
台湾     6名(全員♀)
中国    37名(♂3名 ♀34名) 

ここ、ヨーロッパですよね…(-_-;)??しかもイギリス人「無」です。このいびつな人口構成って一体…??来年度以降ブリストル大学でTESOLの受講を考えられているの方のご参考までに掲載しておきます。あ、因みにアメリカ人女性が一人いますが、彼女にWhere are you from?と聞いたらFrom Japanと返され、一瞬ひるむと、普通に日本語でペラペラと喋ってきました。よくよく聞いてみると、出身はアメリカなのですが、ブリストル大学に来る前は日本の某大学で先生をされていたそうで、普通に日常会話レベルは支障なく日本語でできています(-_-;)。

が、しかーし!アジアばかりと言ってなめてはいけません。プログラムがTESOLなだけに、受講生の大半はPre-sessional Courseを受けずUnconditonlal Offerで来ているメンバーのようで、明らかに「自分、学生時代どっか行っとったやろ?」的な流暢且つ正確な発音でマシンガントークをかますクラスメイトばかりで、初日からいきなり圧倒されました(-_-;)。しかも海千山千の彼らは初日に振られたプレゼンの公募に何ら臆することなく名乗り上げ、圧倒的なスピーチを翌日に繰り広げてくれるという、なかなか人を凹ませてくれるパフォーマンスをしてくれるわけです。

私のかつての教え子で、京大の工学部から何を血迷ったかここ英国でMBAをとることを決意したM君という青年がいるのですが、彼は工学部からMBAへの転身のため昨年の1年間、マンチェスター大学でプレマスターコースを受講していたのですが、そのM君が私より1週間早くMBAの本コースが始まった際に、メールで「本コースの生徒の英語力はPre-sessional Courseとは次元がちゃいますよ~」と嬉しそうにビビらせてくれていたのですが、初日にしてその意味を身をもって知ることとなったわけです。

因みに、TESOLの本丸となるGraduate School of Education(GSoE)が入る校舎には我々日本男児3名に加えて、もうお一人、日本の某大学で教鞭を執られていたマダム(もちろんこの方もペラペラです)がいらっしゃいます。彼女は我々とは異なりPhdでこちらに来られているのですが、そのマダムも我々と同じ時期からのスタートということで早速仲良くさせて頂いているのですが、以前このメールで書いたDano Martに行かれた日本人女子学生はこのマダムとお知り合いということが判明し、改めて世間は狭いな…と(-_-;)。

ちょっと脱線しました。

で、次の選択科目の履修に関しては特に学校側から説明の機会があるとかではなく、自分で講座のシラバスや授業で配られる配布プリント、あとはパワーポイント資料を熟読するだけで、4つの選択科目から2つを履修するため、4講座分のシラバスやら何やらを一応丹念に読まないといけず、これに結構時間がかかりました。一応、ブリストル大学で開講されているTESOLの講座概要(ほんと大まかな概要だけですが)のページがありますので、こちらにリンクを貼っておきます(Core Unitsの4講座が必修でOptional Unitsが選択です)。

で、これに加えてORIENTATION ASSIGNMENTなるものが課せられ、1500 wordsのエッセイを最低3つは参考文献をつけて2週間で書けという課題が出ています。テーマ自体はさほど難しくはないのですが、参考文献を3つつけなあかんというのが今の私にはなかなか負担でございます。修士課程は本当に大量の本を読まされるとは聞いていましたが、早くも嫌な予感が…