海外への留学を決めるといろいろな不安というか心配事が出てきます。特に事故や病気の時どうするの?というのはかなり大きな懸念事項。ま、自分たちの体もももちろんそうなのですが、問題は子供たち。基本、日本国内にいても、小学生ぐらいの子供って色々とやらかしますよね・・・(-_-;)。いきなり高熱出したり、骨折したり、盲腸なったり・・・と。

で、登場するのが海外保険。はい、うちも某留学コンサルタントから海外保険は必ず入るよう忠告されました。その中のエピソードで、盲腸になって入院したところ500万かかったとか!?そんな話を聞いたりすると一気に不安が増すわけです。そこでAIUの海外留学保険を検討すべくパンフレットを取り寄せました。

すると、もっと凄まじい事例が報告されてました!!

「マラリアにかかり、現地の病院に入院する。日本から家族が現地に駆けつける」

かかった治療・救援費、しめて1,460万円也・・・!!??

マラリアってあんた・・・、日本じゃそうそうお目にかかる病気じゃございませんが、海外ではまだまだ感染の危険があるのでしょう。それよりも何よりも、治療・救援費が1,460円って、どゆこと!?

他にも、「ホテルのバスタブの水をあふれさせてしまい、下の階が水浸しになり、カーペットの張り替え費用を請求された」事例では、個人賠償背金として71万円也。さっきの1,460万で頭が麻痺してるかもしれませんが、71万円っつてもなかなかの出費ですよ。

こんな、事例を読むと、「絶対に海外保険入らな」ってなりますよね?で、実際に入る保険の種類を検討してみたのですがAIUの保険だと、インフィニティプランというのと一般プランというのがありました。インフィニティって無限ですよね。無限プラン・・・なかなかいい響きです。安心度アップします。

で、無限プランと一般プランとで何が違うのか?それは先ほども出てきた治療救援費、そして個人賠償責任です。無限プランは治療救援費が無制限(まさにインフィニティ)で、個人賠償責任が1億円。一方、一般プランは治療救援費が2,000万円で個人賠償責任が1億円。

つまり、無限プランと一般プランの違いは、基本的に治療救援費の違いということになるわけですね。う~ん・・・2,000万円でマラリアには一応対応できるけど、報告事例でマラリアとか出してきてる段階で他にもっとヤバい病気とかもありそうやしなぁ・・・ここは、やっぱり治療救援費は無制限の方がいいかな?と保険料比較に入ると、1年契約で一般は175,250円に対して無限プランは217,610円。4万ほど高くなります。これを家族4人で申し込むので16万ほど高くなります(-_-;)。

た・た・た・か・い・・・。

無限プラン、家族4人で申し込むと約85万円です。といって、入らない選択肢はないし・・・。と、そこでもう少し詳しく見てみると、これ、もちろん治療救援費と個人賠償責任以外に死亡補償や後遺障害補償も入ってるわけですね。ちなみに上記の2プランは傷害死亡、疾病死亡が1,000万のプランです。この傷害死亡と疾病死亡を無限プランの場合は傷害死亡3,000万、疾病死亡2,000万にすることもできます。ちなみに無限プランで一番補償を手厚くすると1年で保険料は260,700円になります。

ところが!ここで少し考えてみると、アラフォーのオヤジってたいていの場合、生命保険入ってませんか??私は入ってます(キッパリ)。しかも専業主婦の嫁と子供2人いるんで、さすがに保険金も1,000万ということはないわけですよ・・・。となると、この段階で死亡補償は全く不要なわけです。しかも私の生命保険には後遺障害補償も含まれているので、それも不要。というか、そもそも子供に死亡補償って要るんか???普通日本国内にいたら子供に生命保険かけてないやろ?!とか考え出すと、この保険料って不要なものも含まれてこの値段になってることに気付くわけです。

そうなると、次の行動として、早速AIUに連絡を入れて、「御社の海外保険ってバラ売りはできませんの?」と尋ねてみると「無理」と即答されあえなく撤退しました。う~う~う~でも、不要なものは不要やしな~、もったいないな~という思いはぬぐいきれず、なんか他にいい方法はないか、もう少し探してみます。

因みに、私の旧友で生命保険のエキスパートがいるのですが、AIU自体は確かに高いですが業界最大手の一つで、しかも海外留学保険を生み出した張本人なので安心は安心ですよ・・・と言われました。う~む、この高さはブランドだからなのか・・・。(その2を読む)